安定収入?アメリカ国債とアメリカ長期国債ETFを検証!
安定した配当を得ようと思っとき、アメリカ国債を検討する方は多いと思います。
国債は株より安全と一般に言われていますが、そうではないと思っています。ですがやはり足の裏のコメ粒ではありませんが、やらないことにはわからないので、少しずつ国債のポートフォリオを組んでみました。
10年国債現物
購入したのは上が2018年10月、下が2019年4月です。今思い出しても、何で買ったのかなあなんて反省してます。
上は94.22%の割安で、下は100.91%の割高で買っています。
まず割安で買った時点で元本割れはしません(為替除く)償還日まで持ち続ければ、償還額が100%ですから、利子もついて儲かります。
5.78%のキャピタルで115.6ドル、利子で260ドルの儲けになります。(除税為替)
次に0.91%の割高で買ったので、償還日に35.49ドルの損です。
利子で153.56ドルの儲けになります。
これらの通算で493.67ドルの儲けになります。
2018年に買って2025年の8年後に、総額約5900ドル使って493.67ドルの利益なので、
利益率8.37% 8年なので(厳密には2年と8年)年率1%弱。税と為替リスク考えたら、正直うまみないなって感じです。あーあ。でも経験なので償還まで持ってみます。
長期国債ETF
こちらはアメリカ長期国債を組み入れたetfで、分配利回りはいちおう3.6%となっています。毎度毎度国債現物で買うのもめんどくさいので、勝手に買ってくれるetfのほうが楽です。あとはキャピタルロスがどの程度になるかですね。これも実験なので、10年くらい持ってみてどうなるか検証しましょう。
ただ、結果を予想するに、こっちを買ったほうが全然よかった気がします。
結論
債権は安全ですがリスクを当然抱えています。それは安全というリスクで、株式に回していれば得れたであろう機会損失を抱えています。さらに為替も。
どうせやるなら現物よりetfをドルコスト的に積み上げるほうがましだと思いました。
ポートフォリオを組むうえで債権を入れる場合には、このBLVを入れようと思います。
『ファンダメンタル投資の教科書』を読んでみた!! ファンダメンタル投資の第一歩
投資スタイルはみなさん様々にあるでしょう。バリュー、グロース、、、などなど。
不確定の投資ですから、枕を高くして寝るには何らかの安心が必要です。
私はバリュー投資、というか、安定した業績でかつ利回りの良い企業に投資することがなんとなく合っているなあと思っているので、今回のファンダメンタル投資の教科書はかなり勉強になりました!個人的な感想を書きます。
1四季報
四季報の活用は個人投資家の第一歩です。四季報の読み方を解説してくれています。
ファンダメンタル投資をしていくにあたって、業績内容を理解することは必須で、効率よく行うことが求められます。
効率よくファンダメンタル分析を行うためには
の順で読めば効率が良いです。
最初の四季報の読みかたを工夫することで、銘柄のスクリーニングを高速で行うことが可能です。私はまだすぐにはできないので、この教科書を読みながら少しずつ慣れていき、資本が増えたころに高速でできるよう訓練します。
2決算短信
銘柄のおおまかなスクリーニングが四季報で終わったところで、その企業の本格的なファンダメンタル分析に入るわけです。経済学を学んでいたわけではないので、独学で経済指標等を学んでいます。もし何の知識もなければ、少しこの教科書は苦労するかなと思いました。ただ、perやpbr、バランスシート、貸借対照表をすこしでもかじっていれば、なるほどそう解釈するのか!となるでしょう。
決算短信は四季報に比べて情報が新しいので、本当に投資することを決める場合には、必ず目を通すようにしています。
これは個人的な意見ですが、四季報でポジティブ思考を持ちながら会社を選び、短信でネガティブ視点を持ちながら、投資適格対象にしていくと偏った思い込みを減らせると思います。
3その他+感想
1章2章のあと、5章までありますが、最初の2章が最も大切です。
3バリュエーション、4中長期戦略、5買い方売り方
の構成です。これらも大事ですが、書くのが疲れたのでまた今度書きます(笑)
この本は買ってとてもよかったです。どんな投資スタイルにするのであれ、必ず1度はそのスタイルを経験してから決定するでしょうから、もしファンダメンタル投資を経験したいのであれば、最小コストで経験できると思います!
最強の武器「株式投資」
最強の武器「株式投資」
株式投資は最強の武器である。
すでに経験されている同志も多いと思うが、今一度、株式投資の最強性について確認しよう。
- 永久の権利
株式は基本的に、永久の権利である。考えてみてほしい。永久の権利が保障されているものなど、国民に付与される権利以外にあるだろうか。
持っているだけで、永久的に利益を分配する権利を持っているはずなのに、眼先のキャピタルロスで手放す。全く愚かとしか言いようがない。
損切の大切さはもちろん身に染みて理解している。ただ、その必要性が増すのは、自分が割高で買ったからに過ぎない。割安で買ったと判断できれば、手放す必要などない。値下がりに対して、株を持ち続ける期間が長くなったと思えばいい。
そこで賢明な諸君なら、いかに割安で買うことが大切であるかを理解できただろう。
2.投資効率がいい
株式投資自体、投資効率がいい。
日々忙しく仕事をしていると、お分かりだろうが時間がなかなか取れない。
株式投資に必要なものは
初期投資の現金と銘柄選択時の時間である
資金は日々の仕事でためるとして、一番大切なのは銘柄選択である。
株式は永久の権利であるが、そのマインドのもとには長期で保有する前提がある。
真に株式を武器たらしめるものは期間であるため、最初の選択が最も大切である。
良い企業を探し当てれば、たとえ割安で買わなくても利益は出るだろう。(効率は悪くなる)
以上の現金、時間を投資することができれば、かなりの確率で利益が見込めるのである。自ら事業を起こしたり、借金をして利益を出そうとするよりかは、よっぽど保守的で日本人らしい戦略ではないだろうか。
日本人らしい戦略なのに損失をみなが被っている原因は二つ。
ギャンブル性と楽観主義である。
どうか同志諸君は、少しでもギャンブル性を排除し(勉強によって未来を予想する)、企業に対する楽観性を捨てて投資に臨んでもらいたいものである。